私が訪問看護ステーションを選んだ決め手

私がはじめて訪問看護ステーションで働きたいと思ったときに決め手となったのが、実はそこの所長さんが書いていたブログでした。もう、15年くらい前の話です。 ケアマネの資格試験のためにネットで情報を得ながら勉強していた時にそのSTの所長さんのブログを見つけました。 内容は訪問した時の出来事や所長さんの思いが書かれていて、掲示板での返答もとてもあたたかい雰囲気がありました。こんな訪問看護師になりたいなとおもっていたところ、たまたまそこのSTが自宅から通える範囲にあることがわかり、すぐに応募しました。 所長さんはブログの印象通り、とてもすてきな方でした。その頃では珍しく介護保険が始まる前から訪問看護をしているところで、利用者さんも100人くらいいる大規模なSTでした。そこのトップでもあり、お子さんも3人いながら、携帯当番もこなし。そんな所長さんは私自身の目標となりました。 私だけかもしれませんが、やはり訪問看護ステーションを選ぶ決め手は、待遇のよさではない気がします。最初に素敵な訪問看護師さんに出会えたことがラッキーだったと思います。 いまでも所長さんが、私の子が熱をだし保育園から呼ばれてしまったとき「お子さん、待ってるから行ってあげて。」といってくれたことを覚えています。その頃は、ギリギリのスタッフで訪問していた時期だったので、1件でも代わりに行く人を見つけるのも大変だったはずなのに嫌な顔せずにいってくれました。 私もそんな管理者になりたいと思ってます。