令和6年7月1日をもちまして訪問看護ステーションSTORY学芸大学は10週年を迎えることができました。これもご縁のあった方々、スタッフ、スタッフの家族、そして私の家族にも感謝の気持ちでいっぱいです。最初は小さなマンションの1室でスタートしました。開所祝いに駆けつけてくださった方との写真を見ると、あっという間の10年間でたくさんのことが思い出されます。誕生日のお祝いなどでとった写真をリンゴの木に実がたくさんなるように飾っています。一枚一枚見ながら10年を振り返りました。時々事務所に訪れた方リンゴの木の写真をみてこんなにたくさんの方がいるんですねと感心されます。
開所当初は認知症の方とそのご家族への訪問看護を広めたいというおもいではじめました。Dカフェnetの介護者さんとの協働でいまでも月1回のDカフェまちかど保健室を続けています。目黒では小児の訪問看護をできる事業所が少なかったこともあり、徐々に子どもの訪問看護が増えていきました。子どもたちそして、親御さんたちの笑顔が私たちスタッフの癒しでもありパワーにもなっています。
こうして、たくさんのかたの人生の一幕に関わらせていただけることに感謝の気持ちでいっぱいです。
時には、人生の先輩でもある患者さん、ご家族からいたわってもらったり、慰めてもらったり、看護しているだけでなく、私たちスタッフも訪問看護を通して、人と人とのつながりの大切さ、生きる上での糧をいただいております。
STORYという社名は一人一人の物語を大事にしていきたいという思いで付けました。この10年でこの思いに変わりはないこと、そしてこれからも多くの方とのご縁に感謝しながらSTORYの思いをつなげていきたいと思います。
どうぞこれからもよろしくお願いします。
訪問看護ステーションSTORY学芸大学 管理者 丸田 恵子