オンコールなんて怖くない???

訪問看護をやりたいなと思っても、ハードルが高いのがオンコールの有り無しですよね。病院勤務をやめたい理由に夜勤の辛さから逃れたいという人にとって、訪問看護は日勤だけの仕事であまり収入も落とさず勤務できる魅力があります。 そこでオンコールの実態ですが・・・・。大規模といわれている常勤が5名以上いて緊急対応をとっているところは携帯当番が月に1回1週間、週のうち2日×月2回という感じです。常勤が多いということは利用者さんの数も多く、把握してなくてはいけない情報量が多く、良く知らない利用者さんのコールにも出る可能性が高いです。そのため、携帯当番ができるようになるまではある程度の経験が必要になってきます。 その時のコールの内容を判断し、訪問したほうがいいのかしなくていいのか。経験が浅いと迷ったら訪問することになるでしょう。携帯を持っていること自体がストレスになってきます。 では小規模なところはなぜ管理者一人だけで携帯当番をストレスなく回せるのでしょうか。それは日ごろのケアの質に関わってきます。小規模なところは利用者さんの状態を日々把握しやすいです。携帯当番には必ず変化があればスタッフから報告があります。そして、呼ばれないために早め早めの対処をスタッフ全員がします。昼間のうちに主治医へ連絡する。緊急時の家族が対処できるようにしておく。もし呼ばれることがあったら、日ごろのケアの見直しをする・・など。そうすることで実は携帯電話は月に1回か2回なるかならないかというのが現状です。ですから携帯当番は怖くないんですね。 日々のケアをしっかりするという当たり前のことのようでも、利用者さんの人数が多くなる→訪問件数が増える→丁寧な対応ができない→緊急の呼び出しが増える→スタッフが疲れてしまうとうい悪循環が起きてしまします。本当に少ないですが、自分の働き方に柔軟に合わせてくれる優良訪問看護ステーションをぜひとも見つけて訪問看護はじめてみませんか。楽しいことの方が多いですよ。