Dカフェだれでもカフェのよさ

最近思うところですが、○○家族会や○○支援会など、病名や障がい名で集まる会のことが気になります。

どこの団体も会員不足や運営に困っており、また相談する側はそこに当てはまらないとたらい回しになります。そして家族会と聞くと敷が高く躊躇してしまう。

行政もそうですが、介護保険の対象でない方は地域包括支援センターでは基本対象外です。また施設から自宅療養に切り替えたい場合も

施設のケアマネが相談にのることを勧められます。みなさんが口々にいうのはどこに相談していいかわからない。勇気をもって相談したのにどこでも「うちじゃない」と言われ途方にくれる。いわゆる「介護のたらい回し」です。

そこでやはりDカフェの一つの意味でもある「誰でも」というのがどんなにいいことかと。誰でも相談できどこかにつないでくれる、同じ病気や障がいでなくても親身に考えてくれる。そして会員にならなくてもいつでも自分が行きたい会に好きなだけいられる。気が向かないときはだれにも言わずに欠席できる。参加する全員が参加費を払う。世話人でも医者でも招かれた人でも誰でも。だからみんな同じ立場。

あらためてDカフェのよさが最近分かってきました。地域包括的ケアの推進といいますが、主導が行政でどこまで真の意味での地域包括ケアができるのでしょうか。そもそも鉢に植えられた植物が育つあの絵、ご存知の方も多いかと思いますが、とても現実離れしていると感じるのは私だけでしょうか。

些細なことから、目の前におきていること。IMG_5685私にできることやっていきたいと思いました。

今年もあと少し、皆さまよい年越しができるよう頑張りましょう。